ミッフィーの絵本で知られるディック・ブルーナ。
実は、絵本を生み出す前はグラフィックデザインの仕事をされていたのです。
約2000冊余りの装丁(カバーデザイン)を手がけられ
その装丁にはワンポイントでクマのマークが入れられていました。
それが「ブラック・ベア」シリーズなのです。
ブルーナさんのデザインの基盤となったと言われる
ペーパーバックのデザインの中から厳選したものを
尼ケ坂2Fのギャラリーに集めて皆さんにご紹介することになりました。
知られざるブルーナさんのもう一つの魅力に触れて頂けたら幸いです。
このブラック・ベアのペーパーバックの販売におきまして
店名をブルーナの生地からとったブックショップユトレヒトの
江口宏志さんのご協力を頂きました。
また、ZWARTE BEERTJES/Book Cover Design by Dick Bruna
の著者であるGlyphの柳本浩市さんのパーソナルコレクションを
尼ケ坂で特別に展示させて頂くことになりました。
さらに、尼ケ坂1Fのショップにおいて、
国立新美術館スーベニアフロム東京(書籍と雑貨のミュージアムショップ)
やTsutaya Tokyo Roppongi などのプロデュースに携わった
BACHの幅 允孝さんによってブルーナさん関連だけでなく
その時代や周辺にまつわるブック・コーディネートをお願いしました。
ブルーナさんの世界がより立体的でエキサイティングになることでしょう。
「本棚を飾る」という尼ケ坂ならではの試みにどうぞご期待下さい!