キエリ舎は三重県のいばべ市大安町というとても美しい山の麓の町に佇んでいます。陶芸家増井利栄とミュージシャン兼デザイナーのマキノリョータのプロジェクトとして、陶のオブジェを中心に器・カトラリー・染物を制作しています。普段の生活の中で、一瞬、一場面を映画のワンシーンのように飾る、“個人宅の日常に棲むアート”をコンセプトとしています。今回、尼ヶ坂では、新作を含め鳥のオブジェを中心に、動物や人形のオブジェ、器を展示します。
マキノリョータのアーティストとしての一面。
尼ヶ坂ではすっかりお馴染みとなった「山田晋吾とマキノリョータ」。5月10日に尼ヶ坂レーベルで3枚目のアルバム「鳥と猫の街の歌」を発表しました。マキノリョータと山田晋吾は名古屋芸術大学時代からの同級生。お二人はもっぱらアーティストを目指して大学時代は創作活動に励んでいたそうです。アートを通じてお二人は出会い、そして音楽と出会ったそうです。そんな運命的な出会いは、とても尼ヶ坂ライク! 縁を感じずにはいられません。
マキノリョータの不思議な魅力は、音楽だけでなく彼の作品にもからも感じます。どこか力が抜けていながら存在感を感じます。陶芸家増井利栄とコラボレーションすることでマキノリョータはキエリ舎と姿を変えて、まるで絵本の中から飛び出してきたようなおとぎ話の一コマのようにさえ感じます。
マキノさんと増井さんとディスプレーをしていた時に「メルヘンの中で食事を頂くような器やオブジェを作りたいね!」と盛り上がりました。 おそらく尼ヶ坂での展示期間中、尼ヶ坂のアレンジとコーディネートで新作が発表するかもしれません! 山マキの音楽を聴きながら、キエリ舎の器とオブジェに囲まれる一時。さて、どんな料理がマッチングするのでしょうか?
是非、是非、9月末に「キエリ舎と山マキとダイニング」イベントを企画したいものです。
お楽しみに!